TMSには中一から通っていました。津川先生を怖い先生だと初めは思っていたのですが、実際はユーモアがある優しい先生だとわかり、中二になるころには、普通に喋ることが出来るほどに津川先生と仲良くなることが出来ました。 津川先生の授業は基本演習形式で、自分の限界を試す感覚で問題を解いていたので、すごく楽しかったです。 高1までは復習することはなかったのですが、このままでは津川先生の授業を最大限活用できないと思い、高2から本格的に復習予習をするようになりました。特に高2の時の内容は大学数学に片足を突っ込んだもので、なかなかにハードでした。しかし、この高2の時の内容をやり切ったことが受験数学に対する自信になり、数学の問題に余裕をもって対処することができるようになりました。 高3の前半はテキストの問題を先生がひたすら解説する授業だったのですが、このテキストの問題というのが非常に洗練されており、ほとんどの問題のパターンを網羅したものになっています。僕の数学の勉強はこれらを復習することと京大の赤本のみでしたが、最終的には数学が武器になるほどに入試の数学が解けるようになりました。 高3の後半は演習なのですが、この演習で、簡潔で、かつ、突っ込みどころがない答案をどう作るかを先生の添削と解答によって学ぶことが出来ました。入試の前日にもこの演習の解答をみて、答案の書き方を復習していました。 このことによって、1年前には2時間半で5完どころか3完半が限界だった自分が、直前期に自分でした模試の過去問では確実に5完できるようになっていました。結果、数学が不安要素というよりむしろ武器になったことで、ほかの科目に時間がさけるので、ほかの科目も安定した点数を取れるようになりました。これらは6年TMSに通う続けたからだと思います。 長いようで短かった6年間、本当にお世話になりました!