灘校生を主に対象とした数学塾『TMS(津川数学セミナー)』の合格者の声のページです。
過去に頂戴したお声を、一部掲載しております。




2024年度入試

城谷 慈温君(甲陽学院高校卒)
東京大学理科I類合格

TMSには中一からの六年間お世話になり、数学の基礎から応用全てを学びました。
この塾では、授業中にA~C問題を解くことで数学の力を大いに養うことができました。
(D問題は僕には難しかった。)
今では、受験生活で一番後悔しているのですが、僕は大変不真面目であったので、あまり授業の予習、復習に力を入れず、この塾に通っていましたが、質の良いテキストや授業、友達のおかげで数学で困ることはまずありませんでした。
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高二までの授業で入試で必要とされる思考力などは、すでに身についており、模試などでも、数学に足を引っ張られることはまずありませんでした。
しかし、この時はまだ経験が浅く、毎回深く考えて解答することが多く、よく模試では時間が足りないということがありました。
受験前になってようやく、高二末以降のテキストや、テスト演習、演習プリントを復習したところ、基本的な考え方が身につき、問題への取り組み方が確立され、過去問でも安定して高得点が取れるようになっていきました。
また、問題を俯瞰することができ、計算ミスがかなり減りました。
TMSの生徒は優秀な方ばかりで、毎授業良い刺激を受けました。
津川先生、六年間お世話になりました、ありがとうございます。

中嶋 健心君(洛南高校卒)
京都大学医学部医学科合格

中一から6年間TMSにお世話になりました。
TMSはクラスの雰囲気もよく、楽しく学習することが出来ました。
A問題の解説を聞いてB、C問題を解き、余裕があればD問題に挑戦するというやり方で取り組みました。
必ずしもB問題やC問題がすらすら解けるわけではなく、悩む問題も多くありましたが、数学の様々な考え方を習得できるとともに、思考力をつけることできました。
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D問題は難しい問題が多かったですが、その分解けた時の喜びは大きかったです。
高二になると微分の厳密な定義など、大学数学レベルのことを多くやり、正直全く理解できないものもあって大変でした。
それでもみんなで教えあったりしてなんとか理解しようとすることでなんとか乗り越えることが出来ました。
高二の最後から高三にかけて、本格的に受験を見据えた授業が行われました。
ここで使ったテキストの問題は受験で必要な知識、考え方が網羅されており、予習復習を行うことで数学で安定して得点できるようになりました。
また、テスト演習を通じて制限時間内で最大限の得点を取る練習ができた上、毎回順位が出てモチベーションを保つことも出来ましたし、比較的高順位で安定していたので、数学で自信を持つことにも繋がりました。
このテスト演習は非常に細かく添削をしてもらって返却されるので、答案の表現のおかしい所や、細かい論理の欠陥までを認識することが出来ました。
これらのおかげで難化した今年の京大数学でも十分に得点出来たと思います。
6年間本当にありがとうございました。

竹迫 哲平君(東大寺学園高校卒)
京都大学医学部医学科合格

私は中学1年の時にTMSに入会しました。
そこから高校2年の秋まで部活動や文化祭活動の関係から曜日都合が合わずWeb受講していました。
高2の秋からは, TMSに実際に通っていました。
私が, TMSで最も魅力的だと感じたのは高3のテスト演習です。
レベルの高い仲間たちと共に試験を受け, 津川先生の丁寧な添削を受けることができました。
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添削では, 実際に入試で採点する大学教授の目線で答案を見ていただき, 自分の答案の悪い点を改善することができました。
数学は自分の得意教科ではあったので, 答えを合わすこと自体には自信はあったのですが, 論証や記述が破綻していることが多かったです。
実際, 模試などでも答えは合っているのに, 減点されているということが昔は多かったです。
しかし,が, 津川先生の添削を受けて答案を改善していくうちに, 点数が伸びていくのが感じられました。
そのほかにも, 授業では解答に至るプロセスをしっかり解説してくださったので, 本当に良かったです。
次に, 他教科についてですが, 高2まで苦手科目から逃げて得意科目である数学や理科ばかり勉強していました。
そのため高3の初めの頃は英語と国語が悲惨な成績でした。
高3の一年間頑張ったので何とか間に合いました(ちょっと怪しいが?)が, あまりお勧めしません。
また, 共通テストをなめすぎないようにした方がいいです。
点数が悪いと共テと二次試験の間の期間のメンタル維持が大変になります。
さらに, 二次試験前については, 過去問をすることはもちろん大事なのですが, 解いた後の復習を必ずした方がいいです。
数学の過去問は津川先生にしていただきました。
その添削も本当に丁寧で助かりました。
最後になりますが, 6年間本当にありがとうございました。
そして, これからの受験生は頑張ってください! 

梅田 航太郎君(灘高校卒)
京都大学医学部医学科合格

TMSには中一のころからお世話になりました。
中一のころは算数と数学との差異に翻弄されてしまい,うまく数学を得意科目にすることができませんでしたが,TMSの緩い雰囲気のおかげで数学を嫌いになることは決してありませんでした。
また,初見ではまったく手の出ないような非常に難しい問題があったり,そうした問題をいとも簡単に解いてしまうレベルの高い同級生がいたりと,TMSはとても刺激的な環境だったので,自然と「自分も数学の問題を解かなければ」という競争心のようなものが芽生えていきました。
おかげで中一から高一の間は,数学が特別得意ではないにしても,そこそこのアドバンテージがとれる程度の数学力を保つことができました。
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高二になると,通常高校では習わないような「微分方程式」や「行列」といった単元を学習し,高校分野でなじみ深い数学の概念が厳密にはどのように定義されているのかや,高校分野で習う数学の概念がどのような応用のされ方をするのかといったことを取り扱い,単に受験における一教科としての数学ではなく,一つの学問としての数学の奥深さを垣間見ることのできる授業が展開されていきました。
このころから授業の内容はかなり難解になっていきましたが,その分理解できた時の喜びはひとしおで,この学年が一番数学を面白いと思った時期だったように感じます。
高三では,入試本番に向けて入試演習が始まり,ここでは非常に効率的に数学力を伸ばすことができました。
TMSの入試演習は実際の入試に比べれば段違いに難しいことがほとんどですが,そうした中で決められた時間の中でどの問題を確実に得点すべきかを見極める嗅覚がついていきました。
また,その難易度ゆえに入試本番でどのような難易度の問題が出題されようと,TMSの問題セットを思い出せば気持ちが安らぐという効果もあるように思います。
また,先生の添削は非常に丁寧かつ厳密で,自分の作り上げた議論のどこに欠陥があり,それをどのように修正すればよいか,的確に指導してくださります。

なので,数学において必須の能力である議論を正確に行う力が着実に向上しました。
さいごにTMSは,非常に良質な問題の揃ったテキスト・数学上の概念を厳密に取り扱い,問題に対する柔軟な解法を示してくれる授業・レベルの高い刺激的な塾生と,三拍子そろった素晴らしい塾でした。
TMSに通えたことで数学の奥深さを身をもって知ることができましたし,受験に太刀打ちできる数学力も身に付きました。
本当にお世話になりました。
ありがとうございました!

越智 惺彩 君(灘高校卒)
東京大学理科III類合格

TMSには六年間お世話になりました。
津川先生の教え方は勿論良いのですが、TMSには他にも合格につながる3つの特徴があると思っています。
一つ目は授業カリキュラムについてです。
TMSでは基礎から演習までレベルを上げながら、同じことについて何回も学ぶことができるので数学的操作をより自分のものとして身につけやすいです。
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二つ目はクラスが少人数制であることです。
先生が一人一人のことを気にかけてくれるため、生徒も授業に身が入りやすいです。
三つめは一緒に授業を受ける仲間の水準が高いことです。
仲間の勉強時間が長く、学力が高いことで自分の中での「普通」の基準が上がり、自然と努力ができるようになり学力が上がります。
最後になりましたが合格できたのは津川先生のおかげです。
ありがとうございました。

谷口 善顕 君(灘高校卒)
東京大学理科III類合格

TMSには中学1年生の時からお世話になりました。
TMSでは、定義の確認を入念に行い定理を証明して問題を解くことで、数学をより良く理解することができました。
また、大学入試の範囲に収まらない積分の定義、微分方程式といった単元まで学習したことで、それまで自明だと思い込んでいた概念に対しての深い理解が得られ、入試問題を解く力が自然と身につきました。
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津川先生は高校3年生の前半には入試に必要な解法の総復習をしてくださいました。
後半にはテストゼミを丁寧に添削してくださいました。
この添削指導を通じて、論理面で隙が無く無駄のない簡潔な答案を作成できるようになりました。
さらに東京大学の過去問の添削もしてくださり、自分では気付くことのできない論理の飛躍や、説明が不十分な点を指摘してくださいました。
過程での減点が少ない答案を作成できたことは、入試本番において大きなアドバンテージになったと思います。
6年間本当にありがとうございました。



2022年度入試

藤田 祥五朗 君(灘高校卒)
京都大学 理学部合格


原田 奏 君(灘高校卒)
東京大学 文科一類合格


西原 聡吾 君(灘高校卒)
東京大学 理科一類合格


小林 晃一良 君(灘高校卒)
東京大学 理科一類合格


野村 龍太郎 君(灘高校卒)
京都大学医学部医学科合格


松井 優太 君(灘高校卒)
東京大学 文科1類合格

TMSには中一の頃から六年間お世話になりました。
TMSでは問題を解く様々な手法は勿論、整数問題の面白さ、テストへの向き合い方、減点のない答案の構成方法をじっくり教わりました。
ここからは、おそらく学校、TMSでは少数派であろう文系選択者へ向け、科目別に受験の具体的な感想を書きます。
一日目が数学・国語、二日目が英語・社会です。
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数学:TMSのカリキュラムをこなす内に、自信が付き、本番も平常心で臨むことができました。
文系数学は難易度の割に合格者平均はそこまで高くないので、本番で感触が悪くてもあまり問題はないのですが、僕は数学のミスをかなり引き摺りました。
そういう精神状態で無理矢理勉強するのもよくないので、素直に親や友人、あるいはインターネットの海に悩みを吐き出すのは一つの選択肢です。
僕の場合は父親でした。
国語:地道ですが、過去問を真剣に解き、信頼できる教師、塾の答案と見比べることで少しずつ国語力が付きました。
読解力、文章構成力に少し自信がある一方、古文の単語力、文法力に自信が無いため、本番では重点的に現代文、漢文を解き、古文は後回しにしました。
英語;帰国子女であるにもかかわらず、あまり受験英語が得意ではなかったのですが、演習、添削を鉄緑会で繰り返す内に少しずつ点数が上がり、自信を持ち、本番に臨むことができました。
本番は何事もなく終わりました。
社会:一番苦手で、最後まで自信がないまま本番に臨みました。
地理は、赤本を読み進め、問題への向き合い方、答案の構成方法を学ぶことで最低限の地理力は付いた気がします。
世界史は地道に教科書、資料集を読み進め、過去問を解き、荒巻先生の解説を聴くことの繰り返しで、少しずつ問題の見通しが良くなりました。
受験は運要素も大きく、すべてが実力というわけではないですが、勉強時間があまり多くないにもかかわらず、合格点を取ることができたのは、むやみに様々な教材や塾に手を伸ばさず、過去問、教科書、のような東大受験者の多くがやるような教材に真剣に取り組めたこと、TMSに通う中で自然と数学力を付けることができたこと(帰国子女なのであまり英語に時間を割かなくてもよかったこと)が大きいです。
TMSは本当に和気藹々とした空間で、文化祭や体育祭のように派手なものではないですが、細々とした思い出がたくさん残っています。
津川先生には本当にお世話になりました。
六年間ありがとうございました。

安原 昌紀 君(灘高校卒)
京都大学医学部医学科合格

僕は中一の頃からTMSに6年間お世話になりました。
以下に、簡単にTMSでの思い出を記したいと思います。
中学の頃には、幾何の問題に楽しんで取り組んでいたように記憶しています。
幾何は、扱う領域が狭く、使用できる道具も少ないため、「なぜその解法をするのか」というところをかなり論理的に考えていける分野だと思います。
元々図形が好きだったこともあり、幾何を楽しむ中で、論理的に問いに取り組む習慣がつきました。
また、先生の幾何の授業は、数学の論証に僕が初めて触れた機会でした。
論証をマスターするために、先生の論証をひたすら転写しました。

図形という、言葉で説明することが難しい分野における論証を学ぶことで、「数学的に論理的である」ということはどういうことか、理解することが出来ました。

このことの重要性は、受験学年になって実感しました。
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僕は図形や数は好きだった一方、数式にはあまり親しめない性質でした。
高校にかけて、数学ⅡやⅢを学習するにつれ、数学の勉強に身が入らなくなっていったようにも思います。
それでも、TMSの授業についていったことで、少しずつ数学を身につけることができるようになりました。
高3になってからのTMSの授業内容は、全て受験に直結するものでした。
先生自身が仰っていたように、最後の1年間の授業で受験数学に必要な全てを教わりました。
次は、同じような考え方ができるように、同じような思考回路で問題に取り組めるように、同じような目の付け方をできるように、徹底的に復習をしました。
いつの間にか、模試や過去問などでも、自然と解けるようになっていました。
僕は、受験勉強において最も重要なことは、各教科について自分の核となるような問題集や問題群を作り、それらを完璧にすることだと思います。
新しい問題を次から次へと解いても、復習に対する意識が希薄だと同じ失敗を繰り返すだけで意味がありません。
数学も英語も理科も、受験に求められる事項はそこまで多くはありません。
それらを身につけるためには、それが網羅されてるものを徹底的に復習をし、次出てきた時に確実に再現できるようにしていくことが、最も効率的です。
そして、TMSの高3のテキストは、まさに受験数学を網羅した問題集でした。
数学は、実力と試験でのパフォーマンスが最もリンクしにくい教科です。

実力を発揮するためには、自分なりの試験の受け方を確立していくことが必要です。
その点についても、先生は非常に的確なアドバイスを下さいました。
そのおかげで、実際の試験の時、冷静に一問ずつ片付けていくことが出来ました。
僕が6年間、TMSで数学を教わる中で、未知の問いへの向き合い方や、自分の考えを論理的に他人に伝える方法、などを身につけることが出来ました。
僕は今後数学に取り組む機会は少なくなってくると思いますが、いかなることに取り組む上でも、TMSで身につけた能力は活きてくると思います。
色々とご迷惑をおかけしたことも多々あったかと思いますが、TMSで6年間学ぶことができて、本当に良かったと思います。
津川先生、ありがとうございました。

岩永 大樹 君(灘高校卒)
京都大学理学部特色入試合格

僕は京都大学理学部の特色入試(数理科学)に合格することができました。
高3になるまでは大学受験というものを全く意識せず、学校では友達と遊んだり、部活動(数学研究部・物理研究部)で楽しんでいました。
しかし高3になると、志望校を決めねばならず……当初は東大に行こうかとぼんやり考えていましたが、コロナ禍で修学旅行が中止になるほどの感染者数増加で規制が多くなり不自由な状況になりました。
僕は大学でも数学を学び続けたいと考えていました。
すると、津川先生は僕に、「特色入試」という制度があるのでチャレンジしてはどうかと言ってくれました。
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特色入試の選考過程は、まず学校から推薦をもらい、1次は書類選考、2次は筆記試験(数学の大問4つを制限時間4時間で解答し、その日の夜に選考結果が発表される)と通過者は翌日の口頭試問を受けます。
その2次試験を合格した者は、共通テストで規定の点数以上を取ると最終合格になります。
特色入試の口頭試問は、他の大学で行われる総合型選抜試験と異なり、数学に特化した内容で、前日に解いた問題についての質問がメインです。
一般入試とは全く異なる、数学では日本一と言われるほど難しい京大独自の試験だそうです。
他の灘校同級生と違って僕は数オリなどで華々しい成績を残したことは一度もなく、自分に特色と言えるものがあるのか、と初めは思いました。
しかし、京大が募っているのは数学が好きな人、難問にじっくり取り組むことのできる人だと知り、チャンスはあるかもとダメ元で挑むことにしました。
僕の「特色」ですが、高2の終わりにたまたま友達がやっていた言語学オリンピックを軽い気持ちで受けてみたところ、何と銀賞が取れてしまい、更にアジア太平洋大会にも出場できたことが書けるとわかり(!)、学校推薦をもらえました。
特色入試に関する参考資料が極端に少なく、情報がないことが不安だったので僕の出願から合格までの一連をまとめることにしました。
提出書類(学びの報告書)作成は僕にとって今回の試験で一番大変な作業でした。
津川先生や学校の担任にアドバイスをいただきながら、自分の志望動機を明確にし、手書き(パソコン使用不可)で作成してゆきます。
もちろん内容は自由に考えて書くのですが、僕の場合、好きな分野や興味のある数学の定理、今後やってみたいと思う研究の内容や数学への思いなどを書きました。
先生に相談しながら何度か手直しをし、また書き損じると当然最初からやり直しなので、とても苦労して作り上げました。
また、先生方には僕の解いた過去問の添削もしてもらいました。
津川先生にはきめ細やかな添削をしていただき、特色入試の問題には解析学の考え方が出るかもしれないということや、他大学の良い過去問なども教えていただきました。
更に、学校の先生にも、面接の練習をしていただきました。
そして迎えた筆記試験当日。
空調は適度に設定され、水分をとるのも許されます。
体調は万全でした。
ところが、本番の入試では思った以上に問題が解けませんでした。
帰る途上で問題の解法が今更思い浮かんで、自分のミスが判明してゆき、チャレンジとはいえ、とても不安でした。
ドキドキのオンライン発表で筆記試験合格を知ったときは正直びっくりしました。
翌日の準備として、解けなかった、または間違えた問題を可能な限り考え抜きました。
面接のぎりぎりまで、自宅の大阪から京都までの電車内でもずっと考え続けました。
大問4つのうち3つは面接で問われても答える自信が出てきたので、少し安心しました。
制服の高校生も数多くいましたが、うちは制服がないので、僕はポロシャツにVネックのセーターと黒いズボンでした。
11月の京都は早朝だと冷えます。
待ち時間もあるので防寒着も必要です。
面接では、まず控室で待たされます。
呼ばれると、面接室に入ります。
面接室に入ると、自分の座る椅子の前に筆記試験の問題の置かれた机、そしてその向こう側に教授方が5、6人座っています。
自分の後ろは黒板でした。
僕の場合は、まず受験番号を聞かれ、そして志望理由を質問されました。
学びの報告書に書いたことに沿って答えました。
次の質問からは全て、前日の問題に関することでした。
どの問題ができたか、昨日解けなかったものはどれくらいその後解いてきたか、解説を後ろの黒板でしてください、と言われました。
僕は自分の答えに自信を持って、少し冗長でも大体正しい回答ができたと思っています。
面接は10~15分で終わりました。
少々あっけなく感じました。
結果が出るまでの2週間は気が気でなかったです。
そして2週間後、2次選考のオンライン発表、「合格」でした。
津川先生にはすぐに報告しました。
先生はもう冬期講習には来なくても良いと言ってくれましたが、最終合格がもらえるまでが不安で、何より授業に行きたかったので冬期講座には出席しました。
後日共通テストを受験し、その1ヵ月後、ようやく最終合否発表で合格をいただきました。
出願倍率が何倍であっても、自分が解ければ倍率は関係ない、という津川先生のアドバイスに奮起することができました。
また、先生との出会いがなければ、僕は特色入試の存在も知らず、全く別の学校を選んでいたかもしれません。
自分の好きな道を進む一歩を与えてくださり、また、5年間毎回楽しい授業をしてくださって、本当にありがとうございました。

谷川 晃大 君(灘高校卒)
京都大学医学部医学科合格

TMSには中一から通っていました。
津川先生を怖い先生だと初めは思っていたのですが、実際はユーモアがある優しい先生だとわかり、中二になるころには、普通に喋ることが出来るほどに津川先生と仲良くなることが出来ました。
津川先生の授業は基本演習形式で、自分の限界を試す感覚で問題を解いていたので、すごく楽しかったです。
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高1までは復習することはなかったのですが、このままでは津川先生の授業を最大限活用できないと思い、高2から本格的に復習予習をするようになりました。
特に高2の時の内容は大学数学に片足を突っ込んだもので、なかなかにハードでした。
しかし、この高2の時の内容をやり切ったことが受験数学に対する自信になり、数学の問題に余裕をもって対処することができるようになりました。
高3の前半はテキストの問題を先生がひたすら解説する授業だったのですが、このテキストの問題というのが非常に洗練されており、ほとんどの問題のパターンを網羅したものになっています。
僕の数学の勉強はこれらを復習することと京大の赤本のみでしたが、最終的には数学が武器になるほどに入試の数学が解けるようになりました。
高3の後半は演習なのですが、この演習で、簡潔で、かつ、突っ込みどころがない答案をどう作るかを先生の添削と解答によって学ぶことが出来ました。
入試の前日にもこの演習の解答をみて、答案の書き方を復習していました。
このことによって、1年前には2時間半で5完どころか3完半が限界だった自分が、直前期に自分でした模試の過去問では確実に5完できるようになっていました。
結果、数学が不安要素というよりむしろ武器になったことで、ほかの科目に時間がさけるので、ほかの科目も安定した点数を取れるようになりました。
これらは6年TMSに通う続けたからだと思います。
長いようで短かった6年間、本当にお世話になりました!

山中 優輝 君(灘高校卒)
京都大学医学部医学科合格

TMSには中学1年からお世話になりました。
この塾で一番学んだことは丁寧な解答を書くことです。
今年の受験はTMSに助けられたところが非常に大きかったと実感しました。
2022年度の京大数学はいつにもまして易化した問題で、いかに減点を減らし証明を詰めるかという試験でした。
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津川先生には毎度毎度解答の甘さを指摘して頂き、高3の後半まで丁寧な解答を書くことに苦心している状態でした。
二次試験本番では、休憩時間にウォーミングアップしたにもかかわらず 易化で焦りましたが、日頃圧倒的に難しい問題でやっていたからこそ、緊張している中でも突っ込まれない解答を書くことに専念することができました。
TMSなしでは拙い答案を書いて差がつかなかったであろう数学が点に結び付いたのは津川先生の添削のおかげです。
本当に6年間ありがとうございました。

松村 陽基 君(灘高校卒)
京都大学医学部医学科合格

現役時に入試の数学が6割しか取れずに不合格になり,浪人が始まってから数学をどうしようか悩んでいた時に,もともとTMSに通っていて浪人することになった友人に誘われて入塾することにしました.
毎週の125分5問の高難易度の問題演習を通じて応用力が身につき,また,津川先生のていねいな問題解説と添削のおかげで,減点されにくい答案が作成できるようになりました.
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去年の本番では6割しかとれなかった数学が,夏から秋にかけては7割5分くらいは安定して得点できるようになり,今年の本番では全完できました.
TMSのおかげで数学力が大きく上昇し,失点源だった数学を得点源にすることさえできました.
感謝してもしきれません.



2021年度入試

玉井 凛 君(灘高校卒)
東京大学理科三類合格

中1~高2春数学と英語以外は定期テスト前だけ勉強しました。
数学はTMSの授業でA~C問題まで解き終わってから、空いた時間にD問題を楽しんで解いていました。
D問題を考えるのが本当に楽しかったですし、思考力が付いたように思います。
英語は毎日CDを聞いていました。
高2夏~高3春そろそろ受験勉強を本格的に始めねばならないと危機感を抱いたのでここから猛烈に勉強しました。
この時期のTMSの授業は受験レベルを超えた相当難しいものとなりつつあり、ついていくのでやっとでした。
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また、数学で私は難しい問題を考えるばかりで定石を疎かにしていたので、学校で配布された「一対一対応の演習」という問題集で基本問題をすぐに解けるようにしました。
英語は東大の過去問をしてから京大の過去問を解きました。
(最初は理3を目指していましたが京医に変えました。)
理科は高等進学塾の授業とプリント演習などをしました。
緊急事態宣言が出ましたが、私は家で勉強するタイプだったのであまり問題ありませんでした。
高3夏~秋京大模試の成績が上がっていくのとは逆に徐々に勉強のモチベーションが下がっていき、苦しい時期でした。
11月に京医から理3に志望校を変え、そこからやっと勉強が手につくようになりました。
そのため、東大模試は1回しか受けられませんでした。
高3冬共通テストの勉強は10日前から始め、それまでは2次の勉強を中心にしました。
TMSのテストの点数は徐々に安定してきました。
冬休みは毎日理科の模試の問題を解き、TMSのない期間は数学も模試の問題を解きました。
共通テスト後は理数の過去問を解きはじめましたが、直前期は予想以上に時間がなく、もっと早くから過去問に取り組むべきだったと後悔しました。
数学は模試よりも過去問の方が圧倒的に難しく感じました。
二次試験1日目国語は平常通り解けましたが、数学は極度の緊張のため委縮し、1時間40分経った段階で1完1半しか解けず、浪人が頭をよぎり気持ちが折れかけました。
しかし、奮起して3完3半で試験を終えました。
(ただし、後にミスが発覚)二次試験2日目理科は量が多いことに気づけたので、時間配分に気を付けて解けました。
英語はいつも通り解けました。
まとめ振り返ると高3になってから急激に模試の成績が上がりました。
特に数学の成績が急上昇しました。
高2までにTMSで基礎を固め、難しい問題にじっくり取組み地力を挙げたことで、高3以降受験勉強用の定石やテクニックを学んだ後、それが点に結び付いたのだと思います。
TMSなしでは理3合格はありませんでした。
本当にありがとうございました。
ただ本番は特に数学は予想以上に緊張しましたが、今までの苦労を思い出し、浪人したくないという強い気持ちを持つことで耐えきることができました。
皆さんも周りへの感謝を忘れず、強い意志を持って頑張ってください。

長谷川 修造君(灘校卒)
東京大学理科三類合格


阿部 龍介君(灘校卒)
東京大学理科三類合格


岡見 知明君(灘校卒) 
東京大学理科三類合格


阿部 桃太君(灘校卒)
東京大学理科一類合格


小寺 伊織君(灘校卒) 
東京大学理科一類合格


中森 正裕君(灘校卒) 
京都大学医学部医学科合格合格


渡辺 悠太君(灘校卒)
京都大学医学部医学科合格合格




2020年度入試

山野 元暉 君(灘高校卒)
東京大学理科三類合格

僕はいわゆる進学塾には一切通ったことはなく、数学以外は学校の授業が勉強のベースとなりました。
学校の先生の授業をちゃんと聴き、定期試験の対策真面目にやっていればどの教科も基礎は盤石になると思います。
僕の場合、高2から高3の夏までは地学オリンピックの勉強ばかりしていたので、受験勉強を本格的に始めたのは12月ごろでした。
それでも何とか合格に漕ぎつけることができたのは、学校で学んだ基礎があったことと、TMSで数学と真正面から向き合う力を鍛えていただいたおかげだと思っております。
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TMSで一番良かったことは、「大学受験で点がとれる」数学ではなく、「数学的に正しいこと」を主眼に置いた数学の指導をして頂いたことです。
授業を通して、数学的に厳密な議論がどのようなものかを垣間見ることができたことは、思考力の向上につながったと思います。
高3のテストゼミでは、それまでの授業で教わった数学的観点から厳密な答案を書く練習ができました。
先生の丁寧な添削とフィードバックがあるので、自分では気づけないような論証の穴を認識することができ、大変勉強になりました。
また、数学の好きな同級生たちと切磋琢磨する環境があったこともとても良かったです。
大学受験を終え、後輩の皆さんにお伝えしたいことは「受験は数学が命」ということです。
他の受験者と最も差がつく教科が数学なので、数学さえできれば他教科で少しくらい失敗しても何とかなると思います。
最後になりましたが、5年間大変お世話になりました。
ありがとうございました。

黒木 亮汰君(灘高校卒)
東京大学理科一類合格

TMSには中一から通っていました。
私は他塾に通っても、宿題が多く長続きしなかったのですが、TMSは授業中の演習が主で宿題がほとんどなかったので6年間通い続けることができました。
授業中に自分のペースで問題を解くことができるところが良かったと思います。
高3からはテスト形式の演習が入り、丁寧な添削をしていただいたので、読む人に伝わる答案の書き方が身につきました。
受験にむけて、具体的には以下のように勉強しました。
数学はTMSの授業や学校の授業を高二まで受けて一通り終わらせれば、二次試験の問題のうち簡単なものは解けるくらいの力がつくので、高三からはTMSで時間内に解く練習をしたり、添削を受けて採点者に伝わる答案を書く練習をしたりすると良いと思います。
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ただし、数学は急いで解くと細かい条件を書き忘れたりするので、数学で失敗しても受かるくらいに他教科を勉強しておくと落ち着いて解けます。
数学以外で安定して点が取りやすいのが英語でした。
中学の間に英語を二次試験で70点とれる程度になるまで勉強すれば、日常的に英語の文章を読むことでそれが維持できるので、後が楽です。
文法に慣れれば、単語の意味は文脈から推測したり辞書で調べたりすることで文章が読めるので、初めは単語の暗記より文法に慣れることに時間をかけた方が良いです。
物理化学は高二から始めて、昔の人が自然現象をどのように説明したかを理解することを目標に勉強しました。
初めは物理ばかりやっていたので物理に90分かけようと思っていましたが、最終的には物化それぞれ60分ずつかけてから解きたい問題を解くようになりました。
国語は普段から日本語/古文/漢文の文章を読めば良いと思います。
私は英語の文章を読むことの方が多く、日本語の文章を進んで読むことは少なかったですが、興味があれば評論/随筆/小説などを読むと良いと思います。
自分が日常的に使わない言葉を無理に覚える必要はないと思うので、単語帳を使って語句を覚えるよりも、文章の読み書きをして普段から状況に適した言葉を選べるように練習することが大事だと思います。
日常的に使う言葉と試験で問われる語彙が一致することは少ないですが、良い問題であれば必要最低限の語彙で解けるように作られていると思います。
TMSに通うことで、6年間を通して質, 量ともに充実した演習を継続してこなすことができたので、他教科の対策に使う時間を確保しつつ数学の成績を維持できました。
以上のように無理のない勉強ができたのはTMSに通っていたからだと思います。
津川先生、6年間ありがとうございました。

早川 怜一朗君(灘校卒)
東京大学理科一類合格

大学入試、特に東大入試においては、きわめて短い時間の中で素早く問題を解いていかなければなりません。
従って受験勉強においては、必然的にいかに早く解ける問題を解き、解けない問題を放棄するかに重点を置くことになります。
こうした勉強をしているうちに、一見してわからない問題に時間をかけて取り組み、解法を見出すという本来の数学(やその他の理系科目)の在り方や愉しさはどこかへ消えてしまうのが普通です。
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また大学入試は高校の指導要領に基づいて行われますが、数学の指導要領では、線形代数や解析学などの大学以降において重要な考え方に触れる機会が少なく、大学以降の学習に受験を役立てることが難しいのが実情です。(この点は微積分を使用しない高校物理など、他教科でも同様です)
大学に入ることはあくまでその後の人生の出発点に過ぎないことを鑑みれば、こうした受験専用のテクニックを磨くことに終始するのではなく、大学に入ってからも役に立つ知識や、問題への取り組み方を習得することに時間を使いたいと思うのは誰でも同じでしょう。
けれど受験勉強とのバランスをとりつつ、そうした勉強を自分一人で進めるのはなかなか大変なものです。
インターネットが発達し、様々な有用な情報が無料で手に入る時代とはいえ、必要な情報を選び出し、吸収するにはどうしても手間がかかります。
また入試問題に取り組むうえでも、採点基準を自分で把握し、実力を適切に判断することは困難でしょう。
大学以降につながる学習と受験勉強、その双方の手引きをしてくれる場があった方がよいに決まっています。
中学1年の最初から高校3年まで6年間TMSに通った筆者にとって、TMSはそうした存在でした。
高校2年までのTMSの授業では、現行の中学・高校の教育課程にとらわれることなく、数学を本質から学ぶことができました。
テキストには豊富な演習問題があり、特にD問題を時間をかけて考えることで、大学以降でも通用する思考力の訓練になったのではないかと思います。
高校3年の授業においては毎週、時間を測ってのテスト形式の演習があり、毎回先生が答案を添削してくださいました。
採点基準が厳格であり、通常の模試を受けている時には見過ごしてしまうような論理の穴を埋める役に立ちました。
このように本当の数学の学習と受験数学の準備の両方に役立つTMSのような塾はなかなかないと思います。
後輩の皆さんにもメッセージを。
中学、高校の教育を取り巻く環境が大きく変化しようとしている今、何を学ぶべきか、悩んでいる人も多いでしょう。
その答えは、結局のところ、大学以降でも通用することを学ぶという一点に尽きると思います。
中学、高校の指導要領の枠に縛られず、学問の本質を正しく知り、自分の頭で考え抜くこと。
つまりTMSで行っているような勉強が、最終的に自分を支えてくれることになるはずです。
大学入試の制度変更などに過度に煩わされることなく、そうした学びに集中してください。
最後になりましたが、6年間筆者の学びを支えてくださった津川先生に、深くお礼を申し上げます。

椋木 優斗君(灘校卒)
京都大学医学部医学科合格


上野 博也君(灘校卒)
京都大学理学部特色入試合格


安福 舜将君(灘校卒)
大阪大学医学部医学科合格

僕がこの塾に通い始めたのは高2の途中からでした。
数学の厳密な考え方、問題の捉え方、解法の見つけ方など、毎回授業で少しずつ発見があり、その積み重ねによって数学の力は大きく上がったと思います。
ありがとうございました。



2019年度入試

大川 和真君(灘高校卒)
東京大学理科三類合格

僕は数学を得意科目として入試に臨むことができました。
TMSに5年間通い続けたことが大きかったと思います。
ほとんどの入試問題を見て方針を立てられるようになったことに加え、答案の質がTMSに通ったことで大きく変わったと感じます。
先生の作る解答は長くないのに論理的な欠陥が全くなく、特に高3の時は同じような答案が作れるように意識していました。
演習で添削された答案を見て説明不足の箇所や減点されうる箇所を確認しました。
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最終的に、解答欄を無駄にせずに減点されない答案が作れるようになったように思います。
問題を解く面でもTMSで過去に扱った問題と同じ思考回路で解ける問題が徐々に増えていき、また大学受験の勉強において他では触れることのできないような珍しい問題に触れることで問題への対応力が上がったことがよかったです。
入試の最重要科目の数学が楽しく得意であったことで入試においても大きなアドバンテージを得られたように思います。
なにより数学が好きで勉強を続けられたのは間違いなくTMSに通っていたからです。
津川先生、本当にありがとうございました。

織田 遙向君(灘高校卒)
東京大学理科三類合格

TMSでは中学一年の頃からお世話になりました。
それまで数学に触れたことがなく、どのようなものなのかも分かっていない状況でしたが入塾したばかりの頃の授業で、公理から自分で定理を導いて数学の体系を作っていくことを実感し、数学がとても身近で、かつ信頼できる物に感じられたことは、今でも覚えています。
あの時の感覚が、数学に留まらず、今の僕のものの考え方を支えています。
授業テキストには自分の着眼や発想力を用いて取り組む様々な問題がありました。
演習は自分のペースで進められるので、後ろの方の問題にじっくり取り組めて良かったです。
続きを読む
早く解き切った場合は、先生が新しい問題を下さることがあります。
とても楽しみにしていました。
TMSに入って、数学のハードな面とソフトな面、両方を楽しむことが出来たと思います。
通塾を始めてから、塾自体の環境にも様々な変化がありました。
入塾当時は教室でしか見られなかった欠席した授業のビデオがサイトに上がるようになり家で受講可能になりました。
教室の場所もエイボンビルから真砂ビルに移転し(道をまたいだだけ)、入り口のドアにもTMSの表示がつき、ビルの上に看板が出ました。
塾内部についても部屋が広くなり、ホワイトボードの設置数が増え、プロジェクターがつき、デスククリーナーがきのこから強力すぎるものに変わって演習中に騒音をたてたり(それほど吸い込まない)、ベランダが出来てみんなでくつろいだりと、少しずつ変わっていきました。
塾のバージョンアップと共に、僕たちも成長できた気がして、一つ一つの出来事にとても愛着があります。

橘 卓見君(灘高校卒)
東京大学理科三類合格

私は高2の10月まで部活動に専念しており、それまでは定期テスト前に勉強するくらいで、受験勉強を本格的に始めたのは高2の11月ということになります。
よく高2までに英数は完成させておけなどと言われますが、私の場合にはそれとはほど遠く、高3でも大半の時間を数学に割いていたように思います。
数学は受験において最重要科目ですが、時間をかければある程度の対策を講じることができるということも強調しておきたいところです。
すなわち、数学の勉強に際しては複数の解法を駆使でき、答案を正しく書けるということを練習してほしいということであります。
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これらについてはともに演習量と経験がモノを言うのだと思います。
また、東大に限った話ではありますが、最近の傾向を見ていると、いわゆる定石を身につけているだけでは解けない問題が増えているように思います。
つまり、その場で素朴に考えることが要求されているのですが、この点に関してはTMSで演習を積めば大丈夫な気もします。
英語や理科、さらにはセンターの国語や社会などの科目は、ある程度詰めて勉強をすればその分比例して点数は伸びますから、時間があるうちに早めにやっておくのがいいでしょう。
最後に、受験一般の話になりますが、情報に惑わされない、かつ勉強法は柔軟にということを覚えておいてください。
受験は相対評価ですから、やはり周りが気になるものですが、他人のやり方が自分に合うとは限りませんし、その逆もまた然りです。
また受験期は、誰もが計画を立ててその通りに勉強をしたいと思うでしょうが、大抵計画通りには進みません。
ですから、行き詰まった時には立ち止まって冷静に自己分析をして、今自分に何が必要かを考えて、計画を修整して下さい。
受験勉強の時間は限られているので、一番良くないのは受験に不必要な勉強をすることです。
皆さんが来年の春を笑顔で迎えられることを願っています。

毛受 真史君(灘高校卒)
東京大学理科一類合格

自分は中1からTMSに通っていました。
中学の時から学校の授業ではやらないようなところまでやってくれて、とても楽しく数学を勉強できました。
高校に入ってからは趣味に没頭していたせいで若干成績が下降気味になってしまいました。
TMSの授業も予習と復習をおろそかにしておりついていけなくなりました。
さすがにまずいと思い、高2の途中からは勉強に集中するようにし、TMSの復習も入念にやるようにしていました。
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高3の時のテストゼミは毎回その日のうちに復習をし、何が問題だったのか、次間違えないようにするためにはどうすれば良いのかを考えるようにしていました。
これを真面目にやったお陰で2年でとってしまった遅れを取り返せたと思います。
添削も丁寧にしてくださるので、解答の過程での減点を最小限まで減らすことができました。
TMSでのテストゼミで難問に慣れていたおかげか、本番でも緊張せず自分の力を出し切ることができたと思います。
数学の出来は合格に直結するので、TMSが合否を決めたと言っても過言ではありません。
津川先生には本当に感謝しています。
6年間ありがとうございました。


満田 義久君(灘高校卒)
東京大学理科一類合格


竹下 直樹君(灘高校卒)
東京大学理科一類合格

TMSには高1からお世話になりました。
高校数学をきちんとやり直せた上に、そこから発展した内容も学ぶことができました。
また、高2から高3にかけては大学入試に向けた内容を行い、問題数も結構こなすので、大学入試における所謂難問が比較的短時間で解けるようになっただけでなく、自分に不足していた計算力も、最終的には問題ない程度にまで身につけることができました。
TMSで一番改善できたのは、答案の作成能力だと思います。
TMSの解答の方針は一見独特で、分量も少ないのですが、実は問題の趣旨を踏まえたシンプルで無駄のない解答で、問題に対してどのようにアプローチすれば良いかがわかりました。
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また、高2及び高3でのテスト演習では、採点が厳しく、初めのうちはなぜ減点されるのかよくわかりませんでしたが、徐々に何を答案に書くべきかがわかるようになりました。
実際、苦手意識のあった受験数学も、受験直前には得意科目だと思えるようになりました。
特に役に立ったのが東大模試の添削です。
模試の採点は信頼性に欠けることがあるため、正しい内容を書いても点数が殆ど貰えないことがありましたが、その答案を津川先生に見ていただくと、点数の貰えていなかった問題において、自分がどこを本当に間違えていたかを正確に把握できました。
お陰で、東大模試では数学の点数が大抵は半分以下だったにも関わらず、本番ではかなり良い点数(90/120)をとることができました。
さらに、TMSでは高2のときに大学以降の数学を多少扱うため、大学に入学してからも役に立つと思います。
また、TMSでの周囲の生徒は優秀な人が多く、雰囲気も堅くないので、楽しく数学を学ぶことができました。
3年間、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

阪本 皓貴君(灘高校卒)
東京大学理科二類合格

受験勉強全体について助言できるほど優秀な受験生ではなかったので少し項目を絞って話をします。
A.東京大学の理科1・2類を受ける上では、物理生物選択というのは多分悪くない選択肢だと思います。
どちらの科目も流れがあるので、たとえば化学での個別の暗記などが苦手な方は考えに入れてみてもよいのではないかと思います。
B.本番1日目で失敗すると、2日目受けに行くのが結構つらいので、1日目で失敗した場合の過ごし方を万が一の時のために想定してみるのもよいと思います。
自分は想定していなかったので布団の中で今後のことを考えていましたが、2日目の試験に向けて勉強する内容を予め決めておけばもう少しよい過ごし方ができたのかな、と思います。

実光 雄也君(灘高校卒)
京都大学医学部医学科合格

TMSには中1から通っていました。
津川先生は数学の本質的な理解を重視した授業を行ってくださり、そのおかげで数学の基礎力や論理的な思考力を身につけることができました。
また、和気あいあいとした雰囲気の下で他の塾生と一緒にTMSの授業を受けたり、テキストの難しい問題をじっくりと考えたりして数学の世界の面白さを知ることができた経験は一生の宝物です。
高三の秋から始まったテストゼミでは先生に答案の書き方を教わりました。
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津川先生ほど丁寧に答案を読んでくださり丁寧に採点してくださる先生は他にいないと思います。
正直、高三が始まったころは一年後にまともな答案が書けるようになっているのか不安でしたが、先生に添削していただきなんとか及第点以上の答案が書けるようになりました。
入試本番では一日目の数学で満足のいく手ごたえがあり、安心して二日目を受けることができ、合格できました。
不安要素であった数学で失敗しなかったのは、直前まで答案を添削してくださった津川先生のおかげです。
今まで本当にありがとうございました!

梅田 健太郎君(灘高校卒)
大阪大学医学部医学科合格

僕は中1からTMSに通っていました。
入りたての頃は数学という算数と一味違った科目に馴染めず、スタートの時点でこけてしまった感じがあり、高校にはいるまでは数学は完全な苦手科目でした。
しかし,そうしたなかでもTMSのテキストは一応頑張って取り組んでいました。
高校2年からはそのお陰か苦手だった数学も問題の根底にある論理などが見え始め得点もそこそことれるようになってきました。
この時期TMSではハイレベルな演習が始まっていて、それには自分では解けないような問題も多々混じっていましたがそれらに取り組むことでさらに数学力を伸ばせた気がします。
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高3に入ってからのテスト演習では、学校や模試よりも厳密な採点、添削をしてもらったおかげで、数学の論述をより厳密に書こうとする意識、そして実際に厳密に書く力が身に付きました。
どうしても高3では数学に回す時間が理科や社会にとられがちだったので、TMSで力をつけられたのは本番の入試においてアドバンテージになりました。
6年間ありがとうございました。

原 秀志君(灘高校卒)
東京工業大学物質理工合格


片谷 大樹君(洛南高校卒)
奈良県立医科大学医学部医学科合格

部活もしながら,6年間この塾に通って,何度も難しい問題にぶつかり,時には,全然解けなくて,イヤになることもあったけど,辞めずに闘うことで,数学の楽しさを知り,数学の力もついたと思います.
数学の答案作りは,何度も何度も先生に添削してもらうことで,少しずつ上達していけたように思います. 津川先生には本当に感謝しています.
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僕がこの大学受験を通して感じたことは,何事にもめげずに頑張ることが,本当に大切なことであるということです.
どんなことにも困難はつきものだし,その困難を何度も乗り越えて,自分の夢へ少しずつ近づいていけるのだから,困難にぶつかったときこそチャンスだと思って,やってきたことが,この合格につながったのだろうと思います.
TMSで難しい問題に取り組んでいたおかげで,センター後ののびがよかったように思います.

仁和 将貴君(滝川第二高校卒)
大阪市立大学医学部医学科合格

私は、中学1年生のときに父の勧めで、TMSに入塾しました。
その頃は勉強以外に部活動など熱中するものがあったので真剣に勉強していませんでした。
それでも、週1に回TMSの授業は頑張ろうと心に決めていました。
短時間でも集中することを継続できたことによって、数学ができるようになっただけでなく、論理的な思考力を鍛えることが出来たと思います。
実際に受験を意識するようになったのは高2のときでした。
モチベーションを上げるために赤本を使い勉強していました。
秋頃に部活を引退し、自習室が欲しいと思い、家の近くの河合塾マナビスに通うことにしました。
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ここで、演習をたくさんこなすことができました。
高3になると、津川先生が添削をして下さるようになりました。
最初は答えは合っているけど点数がほとんどないという状態が続きました。
しかし、繰り返していると、だんだんと正しい答案を書けるようになりました。
また、先生は授業中に数学の本質とテクニックの両方を教えてくださいました。
そのおかげで高3の時は数学には自信を持っていました。
2次試験の本番でも自分の中で最高の答案を書けたと思います。
最後まで本当に数学に助けられました。
途中で苦しい時もあったし、自分だけ授業についていけず、辞めるか迷ったこともあったけど、6年間TMSに通い続けて本当によかったです。
津川先生本当にありがとうございました!
これからもTMSでの経験を生かして頑張ります!



2018年度入試

大田 潤之介君(灘高校卒)
京都大学医学部医学科合格

TMSでは高3で行われたテストゼミに加え、過去問の添削でも数学答案の添削を津川先生にしていただき、答案作成能力がつきました。
このような添削は他の塾ではほとんど行われていないと思います。
記述がしっかりしていれば本番の減点がなく、解けた分だけ点数を確保できます。
また先生の授業は高校のカリキュラムに依らない独自のそれに沿ったものとなっていて数学を体系的に学習することができます。
非常に頭を使う内容、問題が多く、思考力や発想力が身に付きました。
僕の数学の思考力、答案における表現力を大いに伸ばしてくださった津川先生には非常に感謝しています。
6年間ありがとうございました。

仲井 佑友輔君(灘高校卒)
東京大学理科I類合格


灰田 悠希君(灘高校卒)
東京大学理科I類合格

中2の頃からTMSに通うにつれて、算数とは違う数学の厳密さや、数学の奥深さに魅力を感じるようになり、次第に数学が好きになりました。
時間がたっぷりある中学生の時に「考える習慣」を身につけ、数学を楽しめるようになったことで、受験勉強においても数学をのびのびと学習することができました。
僕は「押し付けられる勉強」が大嫌いなので、TMSの自由で知的な風土は僕にピッタリでした。
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数学の学習の上で最も大切なのは、問題をパターン化しようとするのではなく、試行錯誤しながら自分の頭で考えることだと思います。
もちろん、典型問題を確実に解けるかどうかは、受験において合否の分かれ目となります。
しかし、そのことばかりに気をとらわれて、中高6年間典型問題ばかり解いていれば、数学が面白くなくなり、思考力が減衰し、結局入試においても問題が解けなくなってしまうでしょう。
問題を解く上で基本的な技術はきっちり習得しつつ、内容豊富で多様な問題に触れて数学を楽しく学ぶことが、数学の最高の勉強方法だと思います。

木村 俊介君(灘高校卒)
東京大学理科I類合格

僕は高1の夏休みに、友人からの勧めでTMSに入りました。
TMSでは、高3になるまでは受験や高校の範囲を気にせず、本質的な部分をしっかりと説明してくれるのですが、この授業が本当に面白いのです。
高校の授業では説明しないようなことまで、しっかり説明してくださり、ただ高度なだけでなく、驚きと納得を伴う、核心に迫る理解を促す授業なので、疑問が残りません。
この授業は、大学に入ってからも確実に役に立ちますし、何より数学が大好きになれたのは、この授業のおかげです。
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皆が楽しんで数学を前のめりに学ぶ教室は、一週間で僕が最も楽しみにしていた空間でした。
もちろん、高3になってからの受験対策も、充実しています。
高2までに培った数学の本質的理解を武器に、入試問題を効率的に解く術を学んでいきます。
また、津川先生の丁寧な添削のおかげで、入試本番でも自信をもてる、正しくわかりやすい解答をかけるようになります。
TMSの授業の他に特に何もやらなくても、数学で稼げるようになり、かなり有利に戦えたので、当日も自信をもって臨むことができました。
津川先生、今まで本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

山野 孝太君(灘高校卒)
東京大学理科I類合格

僕は中1の頃からTMSに通い始めましたが、その頃は大学のことは全く意識していませんでした。
それでもTMSに通っていたことで数学のセンス論理的な思考法など、学習の基盤となる力が養われていました。
僕が東大を意識し始めたきっかけは高校一年生の終わり頃に同日模試を受けたことでした。
高校二年生からは理科や英語の塾にも行き出しましたが、まだ受験のことは遠いことのように感じていました。
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もしこの腑抜けていた頃に塾に行かされていなければ、気付いた時には手遅れとなっていたかもしれないと思うとゾッとします。
合格に必要な条件はさほど多くないですが、基本ができていなければ、一つ一つが難関となり、達成には多大な労力を要します。
(基本の習得こそが最も時間を要するのですが)そのままズルズルとボーっとしていたのですが、高校三年生の秋頃になると、流石にそろそろ周囲と同じ雰囲気で受験に向かっていては落ちるということに気がつき、自習室で勉強をするようにしました。
その時にはずっと演習をサボっていたツケがきて、集中力が持たず、作業の正確性、スピードが上がらない状態になっていました。
その後TMS、学校、自習室で演習を続け、入試の日を迎えました。
あまり緊張せずにフワフワした感じで二日間が終わってしまい、終わった直後に現実に引き戻され、とても後悔しました。
結局のところ受かっていましたが、受験までの演習がもう少し足りていなかったら落ちていてもおかしくなかったなと今になって思います。
また、TMSを知らずに数学の力が足りない状態で受験を迎えていたら、僕の危機意識では落ちていたでしょう。
これを読んでいる方々は入試会場で運試しをする羽目にならないよう、早いうちから基礎を可能な限り習得しておくことをお勧めします。




2016年度入試

中桐 正人君(灘高校卒)
京都大学理学部合格(特色入試)

僕は高1の秋ごろからTMSに通いはじめました。
TMSでは高3になると二次試験対策のテスト(125分で5題を解く)と解説からなるテストゼミが行われます。
この授業では丁寧な添削を通じて論理的に明確な答案の書き方を学ぶことができたし、また何度も受講するうちに試験中の時間配分の感覚が身に付きました。
先生は特色入試対策の授業もして下さり、一次選考のレポートに関してアドバイスを頂いたり、二次選考の数学のサンプル問題をマンツーマンで解説して頂いたりと、大変ためになる指導を受けることができました。
このように先生が一人一人の状況に柔軟に対応し、配慮の行き届いた指導をして下さるのもTMSの良いところです。
津川先生には今まで本当にお世話になりました。
ありがとうございました!
過去の受賞記録
・2011年第9回JJMO銅賞
・2013年第23回JMO優秀賞
・2013年第16回近畿大学数学コンテスト敢闘賞
・2013年京都大学数学の森コンテスト銅賞



2015年度入試

栗本 英理子さん(神戸女学院高校卒)
東京大学理科三類合格

高3の春までディベート数学オリンピックの関係で受験を意識した勉強はしておらず、特に数学では数3はボロボロで論述は伝える気がないような答案しか書けず、この状態から受験までに間に合うのかと心配だった時期もありました。
しかし、津川先生の授業では、高3になってから受験数学で必要なポイントを教えてくださり、夏休み以後は毎回テストゼミを行って、実践的な演習の機会を積むことができたことに加え、毎回丁寧に答案を添削していただいたので、1年前とは別人のような答案が書けるようになったと思います。
またテストゼミに加えて、東大の過去問などを解いたものを持っていくとそれも丁寧に添削して返していただけたので、某予備校の模試では得られないような、精度が高く実際の入試に近い採点を日常的にしていただけました。
こんなところは他にはないと思います。
津川先生の熱心な指導のおかげで、本番では自分に自信が持て、落ち着いて試験に集中することが出来ました。
津川先生がいらっしゃらなければ、理科3類には通っていなかったと思います。
また、受験においてだけではなく、高2までは数学オリンピックに近いことや高校数学を超えた数学の話題も取り扱っていただけたので、 数学への興味の幅も広がり、それと同時に他の大手予備校ではむしろ抑圧されてしまう数学的思考力や発想力をのびのびと鍛えさせてもらえたと思います。
高2までに養った思考力が受験勉強においても役立ったことは言うまでもありません。
今まで本当にありがとうございました!
過去の受賞記録
2014年EGMO(ヨーロッパ女子数学オリンピック) 銀メダル

北村 侃君(灘高校卒)
東京大学理科一類合格

TMSに入ったのは高1の後半から高2のはじめでした。
TMSで教わったのには本当に様々なことがありますが、一番ためになったのは、高3でのテスト演習です。
少人数の指導なので、添削が丁寧です。
答案の書くのが僕は苦手だったのですが、このテスト演習を通して改善されたかと思います。
最後になりましたが、今までお世話になった津川先生、本当にどうもありがとうございました!
過去の受賞記録
・2010年第7回ジュニア広中杯 金賞
・2011年京都数学グランプリ
・2011最優秀賞
・2012年第15回近畿大学数学コンテスト 敢闘賞
・2013年第16回近畿大学数学コンテスト 最優秀賞
・2013年京都大学数学の森コンテスト 銅賞
・2014年第24回JMO 優秀賞

宮本 大輔君(灘高校卒)
京都大学理学部合格

TMSにはかの有名な北村先輩からの勧めで体験を受け、考えて面白い問題、本質のわかる解説に触れることが出来、入塾を即決しました。
高1の終わりのことでした。
北村さんにはとても感謝しています。
TMSの良いところは、世の中に数多ある受験テクニックをなぜそのテクニックでやればうまくいくのかということを数学の本質に触れながら説明しつつ、思考力がしっかりつくところにあると思います。
テクニックと思考力が両立できている塾はTMSだけだと思います。
これにより合格後スムーズに大学以降の勉強ができるようになります。
さらに問題もよく練られており授業後は頭がとても疲れます。
添削はしっかりと答案を読んでいただき、丁寧な採点が返ってきます。
遠方からでもビデオ授業などのシステムがありますし、関東に住んでいる方にもお勧めしたい塾です(これは塾生に対してのみのサービスです)。
津川先生、本当にありがとうございました!
過去の受賞記録
・2010年 名大ジュニア数学コンクール大賞
・2011年JJMO金賞 近大数学コンテスト優秀賞
・2012年 JMO優秀賞 IMO銅メダル 近大数学コンテスト優秀賞
・2013年 APMO銅賞 情報オリンピック本選出場 京都大学数学の森銀賞 数学理科甲子園(団体)優勝 近大数学コンテスト最優秀賞 京都大学数学の森金賞
・2014年 科学の甲子園(団体)全国7位 名大数学コンクール優秀賞 近大数学コンテスト敢闘賞



2013年度入試

畑野 颯佑君(灘高卒)
東京大学理科三類合格

小学校時代、算数が好きだった僕は、縁もあり、中学1年生から津川先生の塾に入りました。
そこには、数学を本質から学ぶ授業があり、僕を数学好きにさせてくれました。
『受験のため』と意識しすぎる世の中では、津川先生のように、大局的なカリキュラムで教えてくれる塾は皆無に等しいと思います。
豊富な知識量数学センスからくる、量より質を重視する先生の授業は、僕の性に合っていました。
中でも、印象的なのは、内積や外積、微分積分、行列、確率についての本質からの授業や、線形代数の授業です。
自分の中で理解していくのが、本当に楽しかった。
学校での授業では、絶対身についていませんでした。
友達にも受け売りで教えたりしていました(笑) (余談ですが、友達に教えたり教わることは、教える側も知識の整理ができ、表現しやすくなるので、お互いにプラスな気がします。調子のりすぎはよくありませんけど…)
最終的に、入試では、数学が少し難しかったこともあり、人より良い点数を取ることができました。
理科や英語も、最後の最後まで頑張っていたのですが、やっぱり数学に助けられました(笑)
6年間いろんなことがありましたが、ついて行って本当に良かった。
真摯に僕らのことを思って授業してくれているのもわかり、心の支えにもなりました。
また、少人数制なので、疑問に思ったことはすぐに質問できたり、他に気になったこともすぐに相談できる環境は素晴らしいです。
数学者になることは多分ないと思いますが、先生の授業は、僕の人間の幅を広げてくれました。
6年間本当にありがとうございました!
これからも頑張ります!
過去の受賞記録
・2007年第4回ジュニア広中杯銀メダル
・2009年第10回広中杯銀メダル

北村 拓真君(灘高卒)
東京大学理科一類合格

僕が津川先生に教わりはじめたのは中学1年生の時でした。
当時算数が好きで、中学からはじまる未知の数学の世界へ踏み出しはじめた僕に、数学における正しい道を示してくださったのが先生でした。
算数と違って数学は、答え一つを出すのにも論理的に厳密でないといけません。
今までと勝手が違う中で、先生の授業は、もちろんそうした数学的な厳密性をおろそかにすることなく、その上で算数のとき味わった考える楽しみや解ける喜びも得られるようなものだったように思います。
そうして僕は数学の世界も好きになり、算数の世界からうまく移行できたように思います。
その後も津川先生には6年間お世話になりました。
その中では高校範囲の数学を習得することはもちろんのこと、その先に広がる数学の世界も見据え、幅広い数学的なものの考え方を学びました。
だからといって受験数学をおろそかにしていたわけではなく、大学入試に向けての演習もきっちりこなしました。
特にレベルの高いテスト形式の演習や、受験数学における大小さまざまなテクニックは、本番の試験におおいに役立ちました。
当日の数学の試験では、ややミスがあったものの、全体的に難化していたこともあってアドバンテージを得ることができ、無事志望の東京大学理科1類に合格できました。
現在は、大学、さらにその先の数学に興味があり、新たな世界を切り拓けるよう、日々努力しています。
津川先生、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
過去の受賞記録
2007年第4回ジュニア広中杯金メダル
・2008年第9回広中杯金メダル
・2008年第6回日本ジュニア数学オリンピック金賞
・2009年第10回広中杯金メダル
・2009年第7回日本ジュニア数学オリンピック金賞
・2010年第20回日本数学オリンピック銅賞
・2010年第51回国際数学オリンピック カザフスタン大会銀賞
・2011年第21回日本数学オリンピック銀賞
・2011年第52回国際数学オリンピック オランダ大会金賞
・2012年第22回日本数学オリンピック川井杯金賞
・2012年第53回国際数学オリンピック アルゼンチン大会銀賞



1人ひとりとじっくり向き合います。
ぜひ、体験授業にお越しくださいませ。